今、必要とされるのは
料理に関する様々な教則本やレシピなどが世の中にあふれているというのは、「世の中レシピはたくさんあれど・・・。」や「世の中レシピはたくさんあれど・・・。(その2)」のページなど、当サイトでもたびたび触れている通りなのですが、そういったものをたくさん買い込み、日夜熱心に研究されている方も多くいらっしゃいます。
こういった教則本などには、相性があるという方もいらっしゃいます。確かに、見やすさや分かりやすさなどの他に、自分や家族の好みの味が作れるかどうかなど、一筋縄ではいかない部分が多いのも事実でしょう。それ故、相性のいいものに出会うまで買い続け、結果としてたくさん買い込んでいる状態になってしまったという方もいるでしょう。
そして、こういったものに自分なりにメモ書きなどで手を加えたり、アレンジして別のノートにまとめたりして、自分独自の教則本やレシピノートを作っている方もいます。
その情熱たるや本当に素晴らしいものがありますが、みんながみんな、こういうことが出来る訳ではないですよね。どうしてもモチベーションが続かなくて面倒になってしまい、時が経つにつれ、なおざりになりがち。
また、頑張って自分独自のものを作りあげた方も、「それなしでは料理が出来なくなってしまった」ということになっては、何だか本末転倒のような気もします。
料理上達のために、今、必要とされるのは、料理のコツを会得し、新しい料理を考えられるまでに成長出来る、いわば「根本的に上達出来る」というものなのです。