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料理にまつわるエピソード(その6)

(※とある男性の手記です)

 

男は、料理の上手い女に弱い。

 

常々私は、「そんなことあるもんか」と、この説には否定的だった。

 

結局は見た目とか性格とか価値観とかフィーリングとか一緒にいて楽しいかとかであって、料理が上手いか下手かなんてあくまでその中の、ほんのわずかな一要素にしか過ぎない、というのが私の考えだった。

 

現在、私は既婚者である。

 

妻は、見た目は置いておいて、結婚前に付き合っていた当時から性格はちょっときつくて(ハッキリいって今でも怖くて)、価値観やフィーリングについても「何だかなぁ」と思ってしまうことが多くて、一緒にいて楽しいかと聞かれれば当初からあまり気を遣わなくて済んだというだけで、正直一緒にいて楽しいやつなんて他にいっぱいいたし、要するに何が言いたいかというと・・・。

 

そうです。彼女の作る料理に、ノックアウトされてしまった訳です。

 

否定的だった説を、自ら身を持って肯定してしまう格好となった現実について詰問されれば、私は諸手を挙げて降参せざるを得ません。自分でもよく分からないからです。

 

だけど、彼女の料理に、いわば中毒的な欲求を覚えていくあの感覚は、何か(麻薬的なものを)入れているんじゃないかと本気で疑ったこともあるくらい。

 

デートをして夜になると、私は毎回、下心抜きで、自分の家に来てくれるようせがみました。デートって一般的には外食するのが普通というか、それも含めてのデートなんだろうけど、私はどうしても彼女の手料理が食べたかったからです。本当に、下心なんてなかったんですよ。どこかに出掛けた帰り、二人でスーパーに行って材料を買ってから家に帰り、彼女が料理をしている間、ワクワクしながら出来上がりを待つ。あれは、本当に幸せな時間でした。

 

それにしてもつくづく、食欲が人間の三大欲求の一つであるという意味が、よく分かりましたよ。料理だけで(とか言ったら妻はすごい剣幕で怒るだろうけど)この女性を一生の伴侶にしたいと、思ってしまった結果の、今ですから(笑)。

 

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