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料理にまつわるエピソード(その7)

(※とある女性の手記です)

 

二人きりの時、彼は、あらゆる愛の言葉で私を喜ばせてくれる。

 

そして、いつも言ってくれる。私のすべてが好きだって。

 

自分で言うのもナンだが、私にメロメロなのが、自分でも良く分かる。

 

まぁ私のほうも彼にメロメロっちゃあメロメロだから、お互い様なのだが。

 

はいはい、ごちそうさまです。って声が聞こえてきそうだが、あぁでもなんで、こういう時、ごちそうさまって言うんだろう。

 

そんなことはどうでもいいのだが、このあいだ、私の友達(もちろん女性)に、彼を紹介した時の話。

 

彼は私の友達ともすぐに打ち解けてくれて、くだらないことを3人でずっと話し続けて、笑いが絶えなくて、そのうち、調子に乗った私の友達が、彼に、「○○(←私の名前)の、どこが好きなの?」なんて聞いたりして。

 

そしたら、彼、何て言ったかっていうと、

 

「どこがって・・・うーん・・・料理が上手いとこかな」

 

・・・って、おい!いつも私のすべてが好きだって言ってんだろ!

 

照れるのは分かるけど、よりによって料理を引き合いに出すな!

 

私が今、一生懸命、料理を勉強してるの知ってんだろ!コンプレックス感じてんの、知ってんだろ!

 

嫌みか?皮肉か?相当意地が悪いぞ!?

 

という訳で、その後、友達と別れた後、彼に思いっきりスリーパーホールドをかけてやりました。

 

でも好き。

 

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