料理上達にはコレ!料理教室に通う前に。料理がたった7日間で簡単に上達する方法。

料理にまつわるエピソード(その8)

(※とある女性の手記です)

 

創作物の類い、なかんずく、イラストやら文字やらには、少なからず「ヘタウマ」ってものが存在するのに、どうして料理には「ヘタウマ」ってものがないのかしら。要するに、ヘタなんだけど何かウマく感じる、ヘタなんだけど何故か魅力があるっていうアレね。

 

料理は、ヘタはヘタ、つまり、まずいはまずい、だもんね。まぁ見た目は悪いけど味はいいってことはあるかもしれないけど、それってヘタウマとは言わないんじゃないかしら。言うのかな?

 

まぁそんなことはどうでもいいわね。とにかく私は、料理がヘタ。どんなに頑張って作っても、家族にはすこぶる評判が悪かった。センスがないって、一言で片づけてしまう人もいるけど、そんな言葉には屈せず、これでも私は努力してきた。それでも、周りの評判は変わらなかった。

 

だけど今は、「ウマいウマい」って食べてくれる人がいる。そう、私の彼。決して無理してる訳じゃなくて、どうも本当に美味しいって思ってくれてるみたい。もしかして愛情って、料理に一番必要なエッセンスなんじゃないかしら?って、本気で考えてる。

 

彼と、私の家族に、同じ料理を一緒にふるまった時も、彼だけは美味しいって言ってくれた。家族の反応は相変わらずだったから、私の腕前が上達した訳じゃない。ヘタはヘタのまま。

 

あ、でもこれってある意味、「ヘタウマ」じゃない?とってもこじつけだけど(笑)。

 

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