料理にまつわるエピソード(その13)
料理や食べ物にまつわる、有名人のエピソードは世界中に溢れています。
例えば、映画監督兼俳優であり、数々のコメディ映画作品で「喜劇王」の異名を持ったあのチャールズ・チャップリンが、「天ぷら男」と呼ばれるほどの天ぷら好きだったというのは、割と有名な話かもしれません。
来日した際に天ぷらをいたく気に入り、何と一度にエビ天を36尾も食べたという逸話もあるそうです。また、日本にどんどんヨーロッパの文化が入ってきている現実に対し、自分にとっては天ぷらを食べることも重要であるといった言葉も残しているとか。そういった(日本独自の)文化は残すように、といった警鐘の意味を含んでいたのかもしれません。
それにしても、一度に36尾とは、たとえどんなに美味しいエビ天であっても何だか胃がもたれてしまいそうな数字ではありますが、使われていた油が良かったのか、チャップリンの胃が丈夫なのか、いずれにしても驚きを隠さずにはいられませんね。