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プロの料理人は何故男性が多いのか?

コックさんを始め、プロとして料理人を名乗る人、料理を職業としている人は、圧倒的に男性が多いですよね。パティシエさんなどでは女性も割と多く目にすることが出来ますが、一方で例えば寿司職人や板前さんにおいては、女性の方にはほとんどお会いしたことがありません(念のため言っておくと、女性の寿司職人や板前さんがいらっしゃらない訳ではありません。寿司職人や板前さんとして大いに活躍し、輝いている女性の方がいらっしゃることは、明記しておきます)。

 

この「何故料理人には男性が多いのか?」逆に言うと「何故女性が少ないのか?」という疑問は、最近発生した目新しいものなどではなく、実は古今東西昔から言われてきたことなのですが、では実際にその理由を明確に答えられる人がどれくらいいらっしゃるかというと、それほど多くはないのではないかというのが正直な印象です。

 

いろいろな分析があって、どれも納得なのですが、例えば寿司職人であれば、文字通り職人の世界であって、伝統的に男世界だったから、ということが言われています。「職人気質」などという言葉から、誰もが何となく頑固一徹な親爺を想像してしまう通りで、要するに、○○職人という職業全般で、もとより女性が少なく圧倒的に男性が多いことと同じ理由であるという訳です。あとは、一般的に男性よりも体温が高い女性は、そもそも生ものを扱う寿司職人には向かないといった意見もありますが・・・。

 

また、料理人という職業が過酷な重労働であるということも理由としてよく挙げられます。一日中立ちっぱなしでも問題のない体力、常時手を動かしたり重い鍋などを持ち続けたり出来る腕力、などが必要であることを考えると、生物学的にそれらに優る男性のほうが有利な職業であるという訳です。特に、修行中で、料理以外の様々な作業もやらなければいけない身だったりすると、重い機材や材料を運んだり、師匠や先輩が帰った後も延々と掃除などで長時間労働を強いられたりすることもあるでしょうから、尚更、体力勝負・腕力勝負であるという側面が強いのかもしれません。

 

さて今回、いくつか料理人に男性が多い理由を挙げてみましたが、にもかかわらず、一般家庭では圧倒的に女性(妻、主婦、お母さん)が料理をする役目に回っているところが、不可思議で面白いところなのかもしれませんね。

 

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