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料理にまつわるエピソード(その24)

(※とある男性の手記です)

 

共働きであるぼくたち夫婦の間では、家事のひとつひとつについて明確に役割が定められている。基本的にはそれぞれが得意なことを担当するようになっており、掃除担当は妻(掃除が苦手なぼくに対して、妻は片付けが大好きだから)とか、洗濯担当はぼく(掃除が苦手なくせに、身に付けるものは清潔でないと気が済まないから)、などとなっている。

 

そして、ぼくにとって重要なのは、日々の料理担当、つまり食事を用意する担当がぼくであるということ。「重荷」ではなく「重要」と言ったのは、ぼく自らが望んで料理担当になったからである。

 

とにかくぼくにとって、「食」は重要。人生においてもっともプライオリティの高いもののひとつ。特にグルメという訳では決してないけれど、おいしいものにかける情熱は誰にも負けないと自負している。人の作った料理に納得がいかなくて、自分で試行錯誤して作ったりしているうちに、趣味というか、特技というか、ある程度得意なもののひとつに、見事に「料理」が加わってしまった。

 

夫婦間で料理担当を望んだのもそれ故。つまり、料理が得意であるということはもちろん、妻の作った料理に納得がいかなくて、どうせ自分で作ることになってしまうんだろうな、という諦念からでもあった。

 

いろいろな物事について、決してぼくは口うるさいほうではない(と思う)。だけど、こと料理に関しては、自分でも嫌になってしまうくらい妥協が出来ないのである。この性格というか性癖というか、自分のことながら、何とかならないものかと常に思っていたりする。

 

ともあれ、ともすれば仕事も妻より忙しいのにも関わらず、日々の料理担当はぼくなのである。妻の手料理・・・といったものに対する憧れがない訳ではないが、今のところ、自分で作ったもので自分も、そして妻も、十分満足し、夫婦円満を保てているのだから、まぁいいかなと思っている。

 

とはいえ、仕事が忙しくて昼食の時間が取れず、ほとんど晩御飯とも呼べる時間に、自らが作ったお弁当を自席でちまちまと食べている時は、少しだけ虚しくなることもあるけれど・・・。

 

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